物語は続く(6) 父の事
Posted on 2015年12月2日
今までの話で何度も登場した下田の助蔵さんは私の父である治の祖父、旗郎の祖父である。「ぞうがみ」の物語はこの系図の中で語り継がれたものだ。父はあまり興味を持っていないようで、私に多くを語ろうとはしなかったが、それが私を想ってのことなのか、否なのかはわからない。根っからの文学青年であった父親にとってそれ程ロマンチックには見えなかったのかもしれない。(写真左から2番目が父)しかし、このことを極めて重大且つ興味を持っていくのが私の母方の父 清治である。祖父は明治生まれであるが、新しい事やモノが好きで好奇心旺盛な人であった。 母が一人っ子であったため父は養子で中村家に入ったのであるが、このことが現在のZOOGAMIに多いに関係していくこは次回お話したい。
Be the first to leave a comment